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翻訳会社で15年以上さまざまな業務を担当してきた筆者が、業界の最新の事情などについて思うところを書いていきます。
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よい翻訳(翻訳者)とは?(その2)
(前回から続く)
金融分野の翻訳会社を経営している方のお話で、共感できた点の2つ目は次のことです。

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② アウトプットとしての日本語の重要さ
プロの翻訳者でも、学生時代の「英文解釈」のくせが抜けず、原文から訳文に置き換える言葉を探しているだけのことが少なくない。あるいは、意識しないとそうなりがち。

翻訳を機械的に1文ずつ処理するだけの意識になると、英語の1語1語の意味を何となく日本語に変換し、それをつなぎ合わせるだけの訳文になってしまう。

そうすると、日本語としてつながりの悪い、バランスに欠けた読みにくい文章になる。

翻訳の際は、原文を正確に読解し、内容を咀嚼したうえで、それを自分の言葉でアウトプットするという3段階のプロセスを常に意識することが大切。
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わたしも、この意見に同感です(異論もあるかもしれませんが)。

もちろん、原文の意味を正確に伝えることと、訳文をわかりやすくすることは二律背反みたいなところがあるので、そこのバランスがやはり大事です。

プロの翻訳者たる者、そこで最高のバランス感覚を発揮したいものです。
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