翻訳会社で15年以上さまざまな業務を担当してきた筆者が、業界の最新の事情などについて思うところを書いていきます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
よい翻訳(翻訳者)とは?(その2)
(前回から続く)
金融分野の翻訳会社を経営している方のお話で、共感できた点の2つ目は次のことです。

------------------------
② アウトプットとしての日本語の重要さ
プロの翻訳者でも、学生時代の「英文解釈」のくせが抜けず、原文から訳文に置き換える言葉を探しているだけのことが少なくない。あるいは、意識しないとそうなりがち。

翻訳を機械的に1文ずつ処理するだけの意識になると、英語の1語1語の意味を何となく日本語に変換し、それをつなぎ合わせるだけの訳文になってしまう。

そうすると、日本語としてつながりの悪い、バランスに欠けた読みにくい文章になる。

翻訳の際は、原文を正確に読解し、内容を咀嚼したうえで、それを自分の言葉でアウトプットするという3段階のプロセスを常に意識することが大切。
------------------------

わたしも、この意見に同感です(異論もあるかもしれませんが)。

もちろん、原文の意味を正確に伝えることと、訳文をわかりやすくすることは二律背反みたいなところがあるので、そこのバランスがやはり大事です。

プロの翻訳者たる者、そこで最高のバランス感覚を発揮したいものです。
スポンサーサイト
コメント
コメント
同意!
初めまして、私もそのことを痛感しており、思わずコメントさせていただきました。

私は自然科学の分野の翻訳やレビューのバイトをやっていますが、ひどい英→日翻訳のレビューをさせられるとき、その日本人翻訳者にその分野の日本語の専門書が理解できるのか質問したくなります。

母国語で専門書が理解できなければましてや英語の原文を理解できるはずがないでしょう。その人に怒っても仕方が無いので、自分は絶対に頑張ろうと誓っています。読解せずに単語の置き換えだけの翻訳者が多いですね。
2012/01/22(日) 20:06:14 | URL | 自然科学研究員 #yl2HcnkM [ 編集 ]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012/01/24(火) 22:18:01 | | # [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。